top of page

ceramic parts

  • 執筆者の写真: idlygraphics
    idlygraphics
  • 7月21日
  • 読了時間: 1分

更新日:8月1日


ree

2025SS Ordinaryで使用したceramic partsたち。

京都を拠点に活動する作家と共に作り上げた、少し特別な陶磁器のパーツ。




2つ穴のジャケットボタンや4つ穴の少し小さいボタン、ベルトに使う六角形のバックルや豚鼻のコードストッパー。

半磁土で白を、黒土で黒を表現した。

土が持つ質感を残すように透明な釉薬を部分的に使用した。

そうすることで、釉薬が溶けガラス質になる部分、土がもつマットな質感とのコントラストが生まれる。



ree

ree

前回とは違う方法で表現したいと思っていた。

2024年の夏。

さまざまな釉薬のサンプルを机に並べて見せてもらった。土の種類、釉薬の種類、それらの組み合わせから生まれる空気感を拾い上げた。



ree


ree

工業製品が持つ同一性、手作業でしか生まれないランダムに揺れ動く表情、それぞれが違う魅力を持っている。

これらが共存しているものが好きだ。

型から生まれた洋服たちがそれぞれ違った経年変化を見せたり、ヴィンテージの同じグラスが自然光越しに見ると赤味に見えたり青味に見えたりする。



ree


ree


ree


ree


ree


ree


ree

目に人柄が表れるように、釦に服柄が表れる。

いつもより少し優しくて誰かの日々にそっと寄り添ってくれそうな、クローゼットから手に取る時、目が合い少し微笑む、そんなことを妄想している。


 
 
bottom of page